2019.6.1. ブログスタート! 

22.【物が売れない時代】の理由と攻略法!

22.【物が売れない時代】の理由と攻略法!

☆特に読んで欲しい方: 製造や特定商品の物販をされている方 。

こんにちは、のぶちかです!

本日はずっと書きたかったテーマにようやく触れられるのでワクワクしています(おりゃ~~~!)!

そのテーマとは…、

デデン!

【物が売れない時代】の理由と攻略法(正確には「ヒント」 笑)についてです!!!

これを知った時は雲間が晴れたというかもうなんかすっきりしました(笑)!

製造や特定商品の物販をされている方には面白い記事となると思うのでぜひ御参考ください!

それでは早速参ります(ウズウズ)!

(※このテーマは突っ込み過ぎると異常に長くなる為、いつもの様に補足情報を入れず極めて努めてシンプルに解説していきますので、ご不明な点はググって頂きます様、お願い致します。)

【物が売れない時代】の理由と攻略法とは、時代の特色と考え方にあった!

【物が売れない時代】とは?

現代は個性派の「成熟時代」

結論から言うと、物が売れない時代とは「成熟時代(1997年~)」の事を指します。
この時代の特徴は、全てのものの「 多様化」、「複雑化」、「激しい変化」、そして「みんな一緒」から「それぞれ一人一人」という感覚への変化です。

最近よく聞く「VUCA」もこの時代を象徴する表現と解釈しています。

ちなみに、物が売れた時代とは「成長時代(~1997年)」を指し、超ざっくり言えば「みんな一緒」が良いし、「作れば売れた時代」なので、製造力、供給力があるところが勝った時代と言えます。

成長時代は「みんな一緒」が良い。

その時代が終わり、現代は次の「成熟時代」にフェーズを移しているので、【物が売れない】という事になるのです。

【攻略法とは?】

ではそんな大変な時代をどうクリアしていくか?

その攻略法(≒ヒント)が、ヘーゲルの「事物の螺旋的発展の法則」で説明できるのです(ビッシ~!)!!!

結論から言うと、

「あらゆる物事の発展は螺旋階段を登るようにして起きる」

という事です。

この説明を、以下動画内における田坂先生のお話から引用要約させて頂くと、

「デジタル革命の真っ盛りであった頃、フィルム会社の方が私のところにいらした。それで、『今後はすべてのカメラがデジタルになるかもしれませんが、なんとしてもフィルムを使っていただきたい。どうしたらよいでしょう』とのご質問だった。その業界にいて『なんとかしたい』というお気持ちになるのは分かるが、やはり大きな流れはデジタル革命だ。それなら、フィルムを使ってもらうという方向ではたいした戦略を立てようがない。

今、世の中にどんな変化の波が起きて、どんな風が吹いているか、皆さんはしっかり見ておられるだろうか。それを考えると戦略以前の話として、世の中がどちらを向いているか、しっかり見つめる『ビジョン』という知性が必要になる。また、そうした変化を見つめるためにはビジョンのさらに奥にある『思想』という知性も不可欠だ。
               (中略)
今から申し上げる法則を皆さんの業界に当てはめてみて欲しい。 ヘーゲルは『事物の螺旋的発展の法則』ということを言っている。 螺旋階段を登るところを想像してみて欲しい。横から見ると上に登っていることが分かる。進歩・発展していくように見えるわけだ。けれども上から見ていると、ぐるっと回って元の場所へ戻ってくるように見える。古く懐かしいものが復活してくるように見える。でも、螺旋階段だから必ず1段登っている

               (中略)
古く懐かしいものが一段上がった状態で復活してくることを、皆さんはご自身の業界で戦略のなかにしっかり組み込む必要がある。時代の流れをその観点から読み取るだけで、いろいろなアイディアが出てくるのではないか。(中略)世の中で必ず古く懐かしいものが復活してきます。皆さんの事業が成功する時は、古く懐かしいものを1段発展させ、さらに進歩させて復活させたとき、皆さんはマーケットでイノベーターになっていくのだと思う。」

↓参考動画

ビジネスアイデアには「らせん的発展の法則」を!
――田坂広志ダイジェスト(1)

https://youtu.be/sMCCLwap_WI
GLOBIS知見録

2017/05/16 に公開

ちなみに田坂氏が例に挙げた「古く懐かしいものが1段発展しさらに進歩して復活した」ものは次のものがあります。

・電報・手紙→電話→Eメール ➡ 文章を使った文化が一段上がって回帰  
・寺子屋→学校→Eラーニング ➡  能力と興味と生活の都合に合わせて学べる時代 の回帰
・物々交換経済→貨幣経済→ボランタリー経済 ➡ 無償で知識や情報を贈与しあう経済の回帰

ではこの「螺旋的発展の法則」をJIBITAのメイン商材である「工芸」を例にとらえた場合に起こるメリット、デメリットを考えてみると、

・メリット ➡ 工芸(古く懐かしいもの))の価値はぐるっと回って元の場所へ戻ってくる。
・デメリット ➡ 一段上がった状態で復活しないと、フィルムの例同じく「大した戦略を立てようがない」。

そんな雰囲気だろうか。

この点は作りて視点、売りて視点が交錯して複雑化するので、工芸というジャンルの今後のあり方に対する一つの問題提起としてここでは深く突っ込みませんが、

【物が売れない時代】

という前提においては、作りて視点と売り手視点の両面から

古く懐かしいものを1段発展させ、さらに進歩させて復活させる方法とは何か?


これについては問い続けていく必要はあると考えます。
それは、

作る物、売る物自体が変わる事なのか?
売り方のみが発展すれば済むのか?

考えなければならない事は無数にありますが、売れるヒントが 「事物の螺旋的発展の法則」 にあるのなら、今後はどうやらそれを考え抜く事を避けては通る訳にはいかなさそうです。

まとめ

・【物が売れない時代】の理由は「成熟時代」にあった。

・【物が売れる為の攻略法(ヒント)】は 「事物の螺旋的発展の法則」 にのっとって考えればいい。

です。

本日は以上です。

今、物が売れなくて困っている方はぜひ共に現状のあり方を見直し、それぞれの「螺旋的発展」とは何か?を考え抜き、成熟時代を楽しくたくましく生き抜いていきましょう!

後記

私は家業での修業時代(2003~2009年)に、全国の百貨店美術画廊に萩焼の企画をよく持ち込んでいました。

その際、外商絡みの大きな企画(1,000~3,000万円規模)は除いて、外販無し、画廊のみでの企画では1週間で100万円売るのも本当に苦労しました(笑)。

そして修業当初の私の心情をひも解くと、

「なぜこの魅力が分からない(伝わらない)のだろう?」

というものだったのです。

下手をすると

「この魅力が分からん方が悪い。分かる人もおるんやから分かる人とだけ話せればいい。それで上手くいった事もあるし。今回は運が悪かっただけ。物は悪くない。悪いのは魅力が分からん人たちじゃ!」

とさえ考えていたのでした(笑)。

そんな経緯を持っているので、先述のフィルム会社の 「今後はすべてのカメラがデジタルになるかもしれませんが、なんとしてもフィルムを使っていただきたい。」

という気持ちは痛いほどよく分かります。

しかし、「やれる事」、「やりたい事」だけで生き残る事は、今の置かれた環境次第では「変わる事」以上の苦労があるとも考えているので、やはり作り手も売り手も大なり小なり変化は必要に感じます。

しかし、新しい事(物)を取り入れたり、新しい事(物)が使える様になり、それが市場に受け入れられた時は、未来に希望を感じられるというか、先行きの不安が減るので、その事だけは忘れず、「変化」する事をむしろ楽しんでいければいいなぁと感じています。