2019.6.1. ブログスタート! 

85. 知ってて得するアートギャラリーでの振舞い方

85. 知ってて得するアートギャラリーでの振舞い方

こんにちは、のぶちかです。

さて本日は、

「ギャラリーって緊張する!」

というお声をよく頂くので、少しでも緊張せず尚且つギャラリーの方とも仲良くなれる振舞い方お知らせします。

JIBITAはまだカジュアルな感じなので良いのですが、確かに都会に行くと入る前から緊張するギャラリーが沢山ありますよね。

でもこれさえ読めばきっとほとんどのギャラリーで緊張しなくなります(笑)!

尚、ここで言うギャラリーは「絵画専門」は除き、基本的に近現代工芸中心のギャラリーに絞って解説します。

では早速いってみましょう☝

アートギャラリーでの振舞い方

①静かにする

「言われんでも分かっとるわ(笑)!」

と言われそうですが、先ずは基本として静かにしましょう(笑)。

ちなみにJIBITAは明るく元気なお客様はむしろ大歓迎なんですが、都会や田舎に限らず、いわゆる敷居が高そうなギャラリーではまずは静かにしましょう(笑)。

とは言え、質問などがある場合は遠慮なくしてみて大丈夫です。

むしろ作品の事を聞いて欲しいギャラリストやスタッフさんも多いので、質問をきっかけにそれまで険しい表情に見えたスタッフさんも笑顔で応対して下さる場合も多々あります。

ただもし万が一、ちゃんと丁寧に質問し、それに対し横柄な態度で返された場合は悪いのはギャラリーサイドとなりますので、

「あぁ、嫌な顔されちゃった・・・」

と落ち込まず、

「そんな態度をとる方が悪い!」

と、ギャラリーを出ましょう(笑)。

あなたは悪くありません(笑)!

②無許可で撮影しない

撮影を禁止するギャラリーがあります。

理由は色々あると思うのですが、敷居の高い所になればなるほど禁止傾向は高いです。

一方で、確認すれば許してくれるギャラリーもたくさんあります。

特に今はSNSの拡散力や、価格の統一性(現代は作家による値付けがほぼ主流)の面から、視察以外では禁止する理由はほぼ見つからない気もします。

だから撮る方ももしかしたら、

「(SNSで)拡散するなら損ないでしょ☝」

と思ってか、無許可で撮ってしまわれるのでしょう。

しかし、無許可撮影はかなり警戒されます(笑)。

なぜなら、よく考えれば禁止する大きな理由は見当たらなくても、ギャラリーサイドからすると心情的に苦しくなるからです。

例えば見ず知らずの人に急に近くから撮影されたとしたら、ちょっと(かなり?)嫌な気持ちになりますよね☝

ギャラリーによってはすぐに注意されたりもします。またそうされると悲しいし、注意した方もどこか気持ちが晴れません。

お互いが同じ空間で気持ち良い時間を過ごす為に、撮りたい時は必ず許可を撮って撮影しましょう。

③「手に取っても良いですか?」と尋ねる。

無許可の撮影に続きこれもギャラリーサイドからすると心情的なところがありつつも、実はそればかりではありません。

なぜなら、ギャラリーによっては現実として直に触って欲しくないものがあったりするからです。

例えば漆器や蒔絵物、金属など、触ると一発で指紋が目立つものやそれにより輝きを失うもの、または高台や畳付き(器の底部)が少し荒っぽい造りになっていて、それを持ち上げずに引きずったり回し見されたりする事で作品だけでなく什器にも傷がつく可能性があるからです。

また、都会の高級ギャラリーになるとお客様の方でも心得がある方がほとんどなので、基本的にお客様もむやみやたらと触ったりする事はありません。それ故に、いちいち「触らないでください」という注意書きを書いていないギャラリーもあります。それはお客様との信頼関係により成り立っている光景なのです。

なので、高級ギャラリーでは「書いてないから触って良い」という解釈ではなく、ちゃんと手にとって良いかを尋ねると、ギャラリーサイドも安心して可否を伝えてくれます。

また、JIBITAの様にカジュアルなお店ではほとんど無許可で触って良い筈ですが、それでも一声頂けると「素敵なお客様だなぁ~」と心の中では思ってしまうのは内緒のお話です(笑)。

④手に取る前に指輪を外す。

これは何を隠そう、工芸ギャラリーや茶道具屋さんから信頼を勝ち取る超とっておきの裏技です(笑)!

この作法は茶道からきていますが、要は茶道具(作品)に傷を付けない様にする習わしなのです。厳密には腕時計も外します。

茶会ではネックレスさえも外しますが、通常のお買い物時にはもちろんそこまで必要ありません。

手に取りたいものがある時に、指輪を外して手に取られれば大丈夫です。

とは言え現実には今の工芸ギャラリーのほとんどが指輪を付けたままで何も言ってくる事は無い筈ですが、扱うラインナップが高級だったり、歴史が長いギャラリーや茶道具屋さんでは、100%この指輪を付けたまま手に取るか否かを見られています(100%です!)

ここを逆手にとるのです(笑)!

「外した方が良いですか?」

とわざわざ確認せずに、さもいつもそうしてますと言わんばかりに、すっと自然に外してみましょう。

その作法を見せてあげるだけで、

「むむ?このお方は心得のある御仁ですな?」

と、ギャラリーサイドが一気に信頼します(笑)。

そうするとその後のコミュケーションがとても軽やかになり、お互いに素敵な時間を過ごす事ができて素敵です。

ちなみに金額的な事も書いてもなんですが、100万円を超える器に触れる時は腕時計も外しておくとギャラリーサイドは安心します。

⑤手に取る場合は高く持ち上げない。

これも茶道からきていますが、とにかくお(茶)道具(作品)を大切に扱う事を重要視するのが、工芸ギャラリーです。

茶道で抹茶を一服頂いた後に茶碗の拝見をしますが、その際、なるべく畳からは浮かせず、例え落としても割れない高さで拝見するのはやはりお道具を大切に考えているからです。

たまに高い棚にある碗類の底部を見る時に、目線よりも上げたまま見る方がおられますが、ギャラリーサイドはあの光景を見るとヒヤヒヤしています(笑)。

なので高い棚にある物もそうでない物も、拝見時は近くの棚や台の上で両手で持って拝見すると、ギャラリーサイドにも安心されます。

まとめ

アートギャラリーが緊張するのは、そこにある作品の高級感だけではなく、実はギャラリーオーナーやスタッフさんの雰囲気を想像してとの事だと想像します。

その雰囲気を解くには、

静かに、無許可で撮影せず、触りたい時は一言添えて指輪を外し、高く持ち上げずに拝見する

がポイントです。

それだけでギャラリーサイドは「心得のあるお客様だ」と安心して、多くの場合が穏やかな雰囲気に軟化します。

素敵なギャラリーや作品はたくさんありますし、緊張してそれを見に行けないのはもったいないので、上記をヒントにどんどん素敵なギャラリーで目を肥やしていきましょう!