45. 即効性のある【不安解消法3選】!

こんにちは、のぶちかです!
さて以前、作業中に得意の「ながらYouTube」をしていると、
「士農工商の様に勝手に身分が決められた江戸時代から比べると、現代はとても自由で過ごしやすい。頑張れば何でもできる!私がもし江戸時代に下位の身分に生れ落ち、不条理な目に合うだけの人生を送らざるを得なかったとしたら、きっと生きてはいけない (与沢翼氏) 。」
という話が耳に飛び込んできました。
確かに私もB型で自由に生きていたい気持ちが強いタイプなので、その話を聞いて
「うむ、今(現代)は当時と違って自由で幸せじゃ。不安とか言っとらんで頑張らにゃ!」

と至極納得したのでした。
それから数カ月後に心理学系のYouTubeをながらで聞いていると、
即効性のある不安解消法に「下方比較」というものがあると耳に入って来たので、
「例のあれ(江戸時代の身分制度)と比較して発奮する方法は、心理学的に確立されていたものやったんや!」
と興味が沸き、ながらをやめてどんなものかしっかり見てみたので、その内容を共有します。
10秒でできる不安解消3選
2019/07/07 に公開
ちなみにこちらの動画では
「不安」を「妄想の暴走」
と捉えています。

「妄想の暴走」とは
「考えても仕方がないって分かっているにそれを止められない状態」
の事。
私達が不安な状態を思い浮かべてみても、これは簡単に分かりますよね(笑)。暴走が始まるとどんどん不安が肥大化して大変な事になってしまいます(笑)。
そんな不安な状況を解消する方法が以下の3つとなるそうです☝
①下方比較

〇「自分より深い悲しみを持った人を想像する」
例えば、
「明日を生きられるか分からない人」
「難病の人」
「世界で飢えて亡くなる人」
そういう人達の気持ちを想像すると、自分の悩みはなんて小さいのだろうと思えてくる
というものです。
②キープビジー

人間は、
〇「筋肉を動かす」👉「明るい事を考える」
一方、
✖「筋肉を止める」👉「暗い事を考える」
という体のメカニズムを持っています。
アメリカの研究でも、
「行動を起こせば抑うつ感が消えていく」
とか、
「行動スピードを上げるほど、楽しい気分になってくる」
という事が分かっています。
つまり、
「筋肉を動かすと不安が消えていく」
これが「キープビジー」です。
方法は筋肉が動けば何でも良くて、「自転車に乗る」、「掃除をする」などありますが、医学の父ヒポクラテスは「気分が暗かったら散歩に行こう。それでもだめならもう一度散歩に行こう」と、「キープビジー」には散歩を勧めています☝
ちなみに「散歩」は気分を明るくする「セロトニン」も出てくるので効果が期待できます。
③神の領域

1、「自分の役割を終わらせる」
2、「そこから先は神の領域」
例えば、
◆病気になった時にできる事は手術台に横になる事だけ◆
➡横になったらその先、どれだけ強く心配しても結果は何ひとつ変わらないから、その先は神の領域。
◆バスが遅れて商談に間に合わないと気をもむのではなく、すべきは先方に連絡する事◆
➡遅れる事実は避けられないので、自分がやるべき事をしたらその先は神の領域。
この様に
自分にできる事をちゃんと済ませて、そこから先は神の領域と考えると心が軽くなる。
まとめ
「不安」は「妄想の暴走」なので、
①自分より深い悲しみを持った人を想像する
② 筋肉を動かす
③ 自分にできる事をちゃんと済ませて、そこから先は神の領域と考える
「不安」というのはまだ風邪を引いてないのに風邪薬を飲む様なもので百害あって一利なし。
「不安」は利益が無いだけでなく、心や体に大きなダメージを与え、正しい判断もできなくなるので、不安に襲われた時は上記の方法を活用して早めに「妄想の暴走」を止める事が大切。
本日は以上です。
後記
3つの中で個人的に良くやり効果を感じるのが①の「下方比較」です。
これは私自身の性格によるものなのですが、「やりたい事ができない」環境というのは、想像するだけで苦し過ぎるから 泣。
江戸時代の士農工商どころかインドには今もってカースト制度も残っているし、その制度の中で行われている話を聞くにつけ、自分の状況がいかに恵まれているかを強く意識できるのです。
特に印象的な話は、SHOWROOMの前田 裕二氏 のもの。
要約するとこう。

「1番印象に残っているのは、夜行列車でインドを横断中、寝ていると少年が近寄ってきて、服を引っ張ってお金をくれと言ってきた。無視していると更に積極的にアプローチをしてきて、その時もっていたスティックみたいなもので演奏を始めて、寝ているふりをするわけにもいかないから灯りを点けて見てみると脚がなくて、上半身だけだった。その後、彼をよく見たら、列車の中を手で這っている。そういう状況でも強く生きていて、その姿にとても感銘を受けた。そしてインドにはまさにこういう子たちが沢山いる。
しかし続きがあって、彼に日本円で2万円位のお金を挙げると、周りの人たちが次の駅で少年の手を持ってホームにポンと投げ捨て、そのお金を周りのインド人が盗っていった。そして脚が無いのは物乞いしやすい様に親が脚を切っていたから。」
その場面を想像するだけで何とも言えない苦しい気持ちになりますが、一方ですぐに認識するのは自分の環境のありがたさ。
脚を切られ、ホームに投げられ、お金を奪われた彼の不条理を思うと、
「自分はこれまで一体、何をしてきたのだろうか?」
と情けなくなるほどです。
彼と比べれば何でもできる状況に自分はある。
それを活かして前に進める自由もある。
なのにやらない。

「なんじゃその余裕(怒)!?」
不安を感じる事はたまにあります。
その時に感じるのはなぜか「自分だけが不安」になっている感覚。
そしてその不安が大きくなるればなるほど忘れがちになるのが、
自分より深い悲しみを持った人達の存在。
いくら不安を解消する方法を知っても自分本位に「不安」になっていては意味が無いので、これからは壁に貼ってでも常に 自分より深い悲しみを持った人達がいる事を忘れないようにする事が大事だと考えています。
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